幼なじみな彼☆ふたりのHappy Birthday

下田君の登場の時になると、その歓声はさらに大きくなった。



「えっとっ、5番、下田久登です……緊張しすぎてヤバいですっ」



かわいらしい雰囲気で、にこやかに微笑みながら話す下田君。



それだけでも歓声が上がるのに、



「俺には歌しかないんで……」



自己アピールでは、アカペラでバラードを歌い上げた下田君。



そのせつない歌詞が、下田君の歌声によく合っていた。



歌い終えた下田君は、ひときわ大きな拍手と歓声に包まれていた。



さすが事前投票で大東君を超えたのも納得できる。



この企画、予想以上に楽しいかも♪



いつも間にか、司会をしているのあたしでさえ、



緊張を忘れて、一緒に楽しんでいた。