甲斐くんは、唖然としながら暴言を吐くあたしを見つめる。
シーンと静まり返った部屋に少し荒れたあたしの息だけが、聞こえる。
甲斐くんを見ると微かに肩が、震えていることに気づいた。
そんな姿を見てあたしは、泣いてるのかと思った。けど実際は甲斐くんはククッと笑っていた。
「……っ……ハハッ!
さすが、あの方が選んだだけのある女だな。
通りで、尚希様がお前を気に入るわけだ」
甲斐くん……ついにクールキャラ崩壊です。
「な、なに笑ってんの。あたしは本気だからね」
本当だよ!?本当にアイツを殴るかんね!
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