ピピッ…ピピピーーー…………
「…………うるさっ……」
頭に流れるうるさいアラームに目を覚ます。
「なぉ…き……起きて」
あたしには、起きて必ずする習慣がある。それは、隣で寝ている寝起きの悪い尚希を起こすこと。
「……………………」
「尚希……?」
返事がないことを不審に感じ起きがるとー……
あれ……尚希がいない。
シーツを触ると温かい温もりはなく冷たくなっていた。
冷たい……
尚希、一体どこ行ったんだろ。もしかして煙草でも買いに行ったのかな……
あたしは、ベッドから下りてリビングに向った。
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