「拓真、私を頼っていいから」 胸の奥にしまってあった、拓真への思いが、少しずつ溢れだしていたこと事に私は気づかなかった それからというもの、私は拓真と連絡を取るようになった 次第に蓮とのメールも減っていった 拓真は昔と同じように、私に接してくれた それが嬉しかった 「美雨、今日飯食ってく?」 「えと…ごめん、用事があって…」 用事があるなんて、嘘だ 今まで、蓮の誘いを断った事がなかった なのに、どうしてか断ってしまった 「そっか、分かった」 蓮は私の頭を撫でた ごめんね、蓮