「俺の彼女に、手ぇ出さないでくんない?」 蓮は私の手を引いて、来た道を引き返した 「待てよ!!」 慎也の呼び止める声が聞こえたけど、 蓮はその声を無視して、歩き続けた 「…もういいだろ」 しばらく歩いて、蓮は足をとめた 「違う道で帰るか」 なんで? 「聞かないの?…私に、何があったとか…」 蓮はふっと笑って 「俺は、美雨が自分から言ってくれるのを待つよ」 真っ直ぐな優しい目をして言ったんだ その時、思った 蓮になら、話してもいいって だから 「…話すよ…私の過去」 私が、男嫌いな理由