そのまま後ろに引っ張られて 気づいたら、目の前には、蓮の背中があった 「誰だよてめぇ」 「お前こそ誰?」 蓮は、私を後ろで守るようにして、慎也と言い合った 「俺は美雨の元カレなわけ」 「その元カレが、今更なんの用だよ?」 「なんだと?」 慎也の声が低くなっていく 怖い… そんな私の気持ちを読み取ったかのように 蓮は私の手をキュッと握った ……あったかい 蓮の手は温かくて、落ち着いていくのが分かった