風の匂いと、白い僕。







そして、、、


前後左右が埋まり、先生の話が始まる。







「はい、そんじゃあまずは
自分の八方の奴らに挨拶しろ

ずるすんなよ?
あとから隣の奴の血液型とか聞くからな」






またもや教室で
「ええーーーーー!!!」の嵐




話しかけるとかきまずいよ…汗






とりあえず、話しやすそうな右隣の人を…



そう思って、右を向くと、ばっちり目があってしまった。



お互い苦笑して目をそらしたんだけど、相手から話してくれた






「俺は佐藤泣寿。
これから隣みたいやし、よろしゅうなぁ?」



…泣寿くんって、なぁ?って言うの口癖かも(笑)




「うん、よろしくね
えと…あたしは白谷つぐみ…です
血液型聞いてもいいかな?」



なるべく優しく笑顔で返してみる




「あ、もうほんまに敬語やなくてええんよ?
俺は几帳面なA型や。
な、真面目そうでしょ?
気軽に泣寿て呼んでな」



じ…自分で真面目っていった?


とにかく泣寿くん…泣寿は優しそうだしなんか仲良くなれそう!!




「あたしもAだよ
えっと、つぐみって呼んでね!」




そう言うと泣寿もにっこり微笑んだ