風の匂いと、白い僕。






「なぁ、ここ空いてんねんなぁ?
座ってもええんやろ?」




…関西の人?





「え、あ、はい!!」




ばっと上を向くと…


にっこりと笑った、襟足の長い男の子
クラスの皆、黒髪が多いからとても目立つ明るい茶髪




「おーきに」




再び微笑むと、あたしより背の高いその男子は右隣に座った




「あ、泣寿がそこすわるんだったら俺ここー」



泣寿くん?と呼ばれるその人を中心に席が埋まっていく


すでに友達とか男子すごいなぁ(笑)







そんなこんなで、左隣も埋まったんだけど…

なんか机に突っ伏してて顔見えない…汗



わかるのは、左の人も黒髪に近い茶髪で
ふわふわした癖っ毛て事



眠いのかなぁ?

ちょっと変な人