「ほぇー…オタクって女の子もいるんだね!!
あたし、大人のお兄さん達がハチマキつけてウチワ持ってアキバに行くだけだと思ってたのに」
「なんだその偏りすぎた考えは…(笑)
あたしはただグッズを集めたり…夢小説を書いたり…」
「夢小説って何?」
「知らないなら、いい。」
ちょっと不思議な女の子が同室になったようです(笑)
「どのキャラクターが好きなの?」
そうきくと、さおりんはぱあっと明るい笑顔になって、自慢げにピクチャフォルダを開いた
出てきたのは…銀色の髪の毛に赤い瞳という…非現実的な二次元人物
服装はなんだか王子様みたいで…
でも、イケメンじゃん!
「カッコいいと思うよ!!」
「…!!!!あ、ありがとう。
気持ち悪いって言わなかったのは…
お前…じゃなくてつぐみが初めてだ。
こいつはあたしの嫁…じゃなくて好きなキャラなんだ…♪」
「そっかぁ…変じゃ無いと思うよ?
あたしだって可愛いもの集めるの好きだし!!」
「それは普通な気が…(笑)とにかくさんきゅ」
こうして、あたしとさおりんは仲良くなったのである♪

