風の匂いと、白い僕。




すると、鍵田さんはくすりと笑った



「いいよ、そっちが上で
あたし下の方が寝付きやすいし」



や、やったあああああ




あたしがあからさまに嬉しそうな顔をすると…




「…すなおなんだね、分かり易くて可愛い。」



ボソッとつぶやかれた声、あたしは聞き逃しません!!






「鍵田さんのキザ男~」



「ぶっ…な、なんであたしが!!」





結構仲良くなれそう…かな♪



それからも、荷物の準備をしながら話すことに






「ねね、沙織だからさおりんって呼んでいい?」



「へっ?!///まぁ…い、良いけど!!
…人前で呼ぶんじゃ無いぞ…?!」 



「わかってるって、さおりん♪
あたしの事は、つぐみだよ?」




「…つ、つぐみは意外とドSだな。」




「どえす…?」





「ふん、わかんないならいい!!
お前は明らかに純粋そうだからな」




…純粋?!まさか(笑)

お腹の中は悪でいっぱいですぞー(笑)ニヤリ