風の匂いと、白い僕。





ごろにゃんはやっぱり何考えてるのかわかんなくて、同家くんは、笑うとちょっとカッコいいなぁなんて思った



途中で泣寿が割り込んできて楽しかったな♪






「はい、そんじゃ質問すっぞー
えー…同家!!」



「へぁ?!俺?!」





急に指されてびっくりした同家くんの声が面白くて、あたしはもちろんまわりの皆が笑った




「お前だ。左の友達の名前と血液型は?」





同家くんの隣…橘さんだ…
あのちょっぴり怖い人




「えと…んーと…」






え、同家くんまさか聞いてないの?!

よし、教えてあげよ





あたしは小さい声で、橘栞菜ちゃん、A型だよ…と教えてあげた



同家くんはなんとか答えられて…







あたしの方を向いて、小声で「さんきゅ」と呟いた



…やった、感謝されちゃった…♪
ほんとはいけないんだけどね(笑)