「え……と、じゃあ、ご飯お願いしていいかな?色々忙しくて、中々作る時間も買う暇もないんだ」
「はい!任せて下さい。忙しいってことは、何かお仕事を?」
「うん。闇医者をね」
……What?
闇医者?あの、表の医者には行けないような人が行く医者?
え?
「一応大学生もやってるよ。近久野薬科大学3年」
近くの薬科大?
あ、近久野薬科大!
「多忙ですね……。それで、ご飯はいつ頃がいいですか?」
この話題にはなるべく触れないようにしよう。
「ふふ……。何だか奥さん持ったみたい。そうですね、ご飯は7時くらいがいいな」
「わかりました」


