「あれ?」 属首会がある場所に行っている途中、空木が辺りを見回して、何かを探しだした。 「え。どうした、いきなり」 楓太は突然の空木の奇怪な行動に面食らう。 耳を澄ませば声が聞こえる。 「色緋の竜胆さまぁぁあー」