「……因みにそういうリーダーってどうやって決めんの?」 「フツーに真剣勝負?」 「何で疑問系になってんだよ」 ツッコミせざるを得なかった俺。 けど、それってかなりすごいことなんじゃね? そう思った時、ふとあることを思い出した。 「あ、だから鬼老院と食事した後、なんにもなかったってことか」 手をポンと叩く。 「うん、そういうこと」 空木がニコニコしながら言った。