vampire*love2



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早朝から特急列車に揺られて二つ先の県まで向かう



四人掛けが向かい合わせになっている列車向かい側に新島さん。俺の肩にもたれて眠っているのは桜姫。



「そうしていると普通の恋人どうしみたいなのね。」



「普通の恋人どうし…ですか…」



思わずもれた笑い声はただの自嘲にすぎない




「普通の恋人どうしのつもりだといいたいの?」



「ごく普通の恋人どうしですよ?高校で出会って、恋をして。どこがおかしいというんです?」




「黒沢くん…なにをいってもあなたと相川さんの関係は普通じゃないわよ。
ヴァンパイアであるだけじゃない、あの娘は始祖ヴァンパイアなのよ?」