「森…?」 ぼんやりと目を開き横抱きにしている俺の服を掴む 「桜姫…」 目の前の純粋な少女が柔らかく微笑む 「オナカすいた…」 そう言って首筋にすり寄り、血管を舌でなぞる 彼女を血の呪縛へ連れ込んだのは自分… 「桜姫、ここではちょっと」 「どこならいいの?」 歩みを止めることなく屋敷を後にする森と桜姫。 「もうすぐつくから。」 優しく桜姫に微笑み、彼女の身体を強く引き寄せる