vampire*love2

「だました?なんのことだ小娘。」




昌はあざ笑う。



「サクラ、君の望みは叶えた。俺の望みは?」



「等価交換は嫌いじゃない。けど、あなた自分が和樹にしたことを覚えていて?」




「あぁ、覚えているよ。ヴァンパイア大戦での悲劇だろう?


あれはすべて俺が仕組んだことだよ。



東西で激しくぶつかったのも、

人間が使われたのも


ヴァンパイアを殺せる武器で和樹に重傷を負わせたのも。


すべて俺が仕組んだことだ。」



怒りで震えているキキョウと、驚きを隠せない様子の森。




私だけが冷静に昌を見つめていた…