悪魔は人に依存する



「『最近』だなんて、ダンナー。時間が流れないこの場所じゃ、おかしいですぜ?まあ、召喚師超えた強い奴ってえのは、まず間違いなくアレにしても、あいつが飲み込んだ保証もなし。

半々っすねぇ。時間概念がないここじゃ、あいつの昨日は、よそ様では一週間前とかもありますしぃ。あー、めんどっ。とりあえず、ムカつくからボコりましょうって!」


浅はかな結論に至るインプでも、過程の言葉に間違いはない。


事実、自身とて、つい先ほどシキミに呼び出されたと思えば、実は三日が過ぎていたり。なかなか呼ばないなと心せくこともあれば、シキミにとっては一日程度しか経っていなかったりと。


時間概念がないここでは、体感時間が物を言う。要は、アガトがシキミに早く会いたければ会いたいほど、時間(思い)は勝手に進む(急く)わけで。


「やっぱり、あいつであると結論付けるのは安直か」