身の丈に合わない召喚物を呼び出した末路。召喚物を制御しきれず、大惨事があったらしい。
「街もろともルビーもなくなったらしく、肩を落として泣き寝入りしたみたいですよ」
「なくなった?」
「食べられたみたいです。召喚師に逆らえるといい、街一つ呑み込む食事方法といい、多分は、大型の悪魔と踏んでいますが、詳細は分からず終い。その大型はもういませんから」
「それで俺に、あっちで探せと?」
「気が向いたらでいいですよ。あなたの世界に、そのルビー呑み込んだ悪魔がいるかも定かではありませんしね」
「分かった」
と言いつつも、おおよその見当がついていた。
恐らくは、アレであろうと。


