彼の秘密。



思ったとおり、満員で
わたしは隣のおじさんに
全体重を預ける状態になっていた。



本当申し訳ないと思った。
口には出せなかったけど。



わたしが降りる駅は
あと三駅先。




(なんかもう疲れたー。
酔うよ~。)


あたしはそんなことを思いながら
ゆらゆら揺れていた。