千「それじゃぁ、母さんからの許可も得たし、話すよ。」 誰かのゴクリ、と言う生唾を呑む音が聞こえた。 千「さっき皆が言った通り私は……女だ。」 皆は黙ったままだった。 千「王龍は女嫌いが多いから……嫌だったら近付かなくてい…」 蓮「お前は大丈夫だ。」 近付かなくていい、と言おうとしたけど蓮に遮られた。 千「えっ!?何で!?」 女として見られてないってこと!? ……何気にショックだし…。