「やったぁ、じゃ、翔くん行こう?」 そう言って腕を引っ張られた。 翔「ちょっ、何ですか!?」 久しぶりにいつもより大きな声を出した。 「翔くんってまだ“シた”ことないんでしょ?お姉さんが教えてあげる♪」 まさか………!!! いやだ、いやだ……!!!! 助けて、母さん助けて! 母さんに目をやると母さんはニッコリ笑っていた。 そして、俺を引っ張っている女の人も。