黒猫、拾いました。



……あ、あれ?


クロの反応がない。


言う言葉を間違えたか?


いや、俺はただ単に似合ってると言っただけで、それ以外は何も―…



「…しい」


「あ?」


「嬉しいです!!」



クロは勢いよく俺に抱きついてきた。


あまりに密着しているせいで、クロの胸は俺をぎゅうぎゅうと押しつけてくる。



当の本人は自覚などないだろうが、それは決して小さくない。



寧ろ、週刊誌の表紙に載るグラビアアイドル並みの大きさだ。



無論グラビアアイドルのそれなんて見たこともないし触ったこともないが。