卒業式の練習が始まり 二年生の私たちにも プレッシャーがかかり始める。 受験という壁が 目の前にちらつき始めて、 先生の受験話に耳が痛い。 あーもう二月も終わる。 窓からの冷たいすきま風も ストーブの石油臭さも もうすぐ消えて、 暖かい春の風に 多くの芽がでる季節が来る。 先輩たちは 解禁された自由を持て余し 新しい春を満喫するのだろう。