でも、忍がお腹を空かせている所を 想像したら可哀想に思えて、 仕方ないと腹を括ることにした。 そして私はお弁当を2つ持ち 妙に高いテンションで 学校に向かい、 そのままのテンションで 授業を受ける。 朝の幸せに浸りながら、 昼休みが近づくにつれ バクバクと高鳴りだす心臓と 闘っていた。 こなければいい、そう願ったって 聞いてくれやしない。 時間は刻一刻と残酷に 迫ってくる・・・。