あれから半年が過ぎて、 長い夏休みが終わった。 忍は毎日、夏期講習らしく 朝早く出ていき、夜遅く帰ってくる。 それはどういうことかと言うと 忍に会えない! こういうことです。 寂しい思いを噛み締めながら 出された課題をこなす日々。 それなりに遊びに行った。 けれど、やっぱり寂しさは拭えなくて 夜は一人で静かに涙を流したりもした。