国王と秘書官が揃って歩いている事から、いつのまにか女官が後ろについていたようだ。
会議室に入ることを察知した女官は、急ぎ足で前に出て扉を開ける。
「ありがとう。下がっていいよ。」
そう言ってサルスはカルサに続いて中に入っていった。
カルサはいつもの上座に行き、ゆっくり腰を下ろす。
さっきリュナといた部屋よりも大きい、使用頻度の高い場所だ。
サルスはカルサの傍に寄り、座る事無く彼の言葉を待つ。
そしてカルサは深く座りすぎた体勢を直し、サルスを見た。
「しばらくの間、城を留守にする。その間の総括を頼みたい。」
「留守?どちらに?」
「雷神としての仕事がある。頼めるか?」
普段のように淡々と話しているつもりだろうが、国王としての威圧と雷神としての威光がカルサにはあった。
よほど重要な事なのだろうか。
それでも内容は簡潔にまとめられてしまった。
一つしか選択肢がない上に、これ以上の情報を与えるつもりは無いだろう。
会議室に入ることを察知した女官は、急ぎ足で前に出て扉を開ける。
「ありがとう。下がっていいよ。」
そう言ってサルスはカルサに続いて中に入っていった。
カルサはいつもの上座に行き、ゆっくり腰を下ろす。
さっきリュナといた部屋よりも大きい、使用頻度の高い場所だ。
サルスはカルサの傍に寄り、座る事無く彼の言葉を待つ。
そしてカルサは深く座りすぎた体勢を直し、サルスを見た。
「しばらくの間、城を留守にする。その間の総括を頼みたい。」
「留守?どちらに?」
「雷神としての仕事がある。頼めるか?」
普段のように淡々と話しているつもりだろうが、国王としての威圧と雷神としての威光がカルサにはあった。
よほど重要な事なのだろうか。
それでも内容は簡潔にまとめられてしまった。
一つしか選択肢がない上に、これ以上の情報を与えるつもりは無いだろう。



