「雷神としての言葉だから従う必要はないが、総本山には付いてきて貰いたい。いいか?」
やっとリュナに向けられた目には、いつもの強さは感じられない。
少し気持ちが揺れている。
そんな風にリュナは感じてしまった。
「勿論です。でも、その、行く理由が分からなくて。」
迷ったがリュナは思っていることを口にしてみた。
確かに御劔はいつか総本山に帰るだろうと分かっていた。
しかし、カルサはまたここに戻ってくるとナルに伝えたのだ。
ただ行くだけ、現状を知る為だと言っていたが、その意味がリュナには分からない。
「太古の因縁がどうなっているかを…見に行くだけだ。」
「それは私たちに今後関わりがある、ということですか?」
「おそらくはな。」
本当に彼にしては珍しい、歯切れの悪い物言いだった。
いつものリュナならさらに深く尋ねてしまいそうなところだが、それを堪えて口を紡ぐ。
今はまだ話せない、カルサの態度がそう訴えていた。
ならば待とうと諦めの声を出すしかない。
やっとリュナに向けられた目には、いつもの強さは感じられない。
少し気持ちが揺れている。
そんな風にリュナは感じてしまった。
「勿論です。でも、その、行く理由が分からなくて。」
迷ったがリュナは思っていることを口にしてみた。
確かに御劔はいつか総本山に帰るだろうと分かっていた。
しかし、カルサはまたここに戻ってくるとナルに伝えたのだ。
ただ行くだけ、現状を知る為だと言っていたが、その意味がリュナには分からない。
「太古の因縁がどうなっているかを…見に行くだけだ。」
「それは私たちに今後関わりがある、ということですか?」
「おそらくはな。」
本当に彼にしては珍しい、歯切れの悪い物言いだった。
いつものリュナならさらに深く尋ねてしまいそうなところだが、それを堪えて口を紡ぐ。
今はまだ話せない、カルサの態度がそう訴えていた。
ならば待とうと諦めの声を出すしかない。



