見上げたカルサの、金色の瞳に思考が止まってしまう。
「…はい。」
その目に逆らえる筈がないリュナはおとなしくカルサの横に回り腰を下ろした。
「難儀やな。」
微笑ましそうに笑う紅とナルをよそに、リュナは自分の鼓動しか聞こえないほど気持ちが高ぶっていた。
目の前にお菓子とお茶が置かれる。
「美味しいわよ。さあ、召し上がれ。」
笑顔のナルに勧められても、とても味わえるような心理状態ではない。
がちがちに緊張しながらなんとか紅茶を口に含み、お菓子を口にした。
「ほな、うちはこれで。」
「ええ、ありがとう。」
運び終えると紅奈は再び部屋の前に立ち、警護を続けた。
中に人が居る時は外に立ち、それ以外は中で待機する。
それがナルが決めた、ナルの警護の仕方だった。
前回リュナが来たときは特別に紅も一緒に談笑したようだ。
少し申し訳ない気持ちで部屋を出ていく紅の背中を見送る。
「…はい。」
その目に逆らえる筈がないリュナはおとなしくカルサの横に回り腰を下ろした。
「難儀やな。」
微笑ましそうに笑う紅とナルをよそに、リュナは自分の鼓動しか聞こえないほど気持ちが高ぶっていた。
目の前にお菓子とお茶が置かれる。
「美味しいわよ。さあ、召し上がれ。」
笑顔のナルに勧められても、とても味わえるような心理状態ではない。
がちがちに緊張しながらなんとか紅茶を口に含み、お菓子を口にした。
「ほな、うちはこれで。」
「ええ、ありがとう。」
運び終えると紅奈は再び部屋の前に立ち、警護を続けた。
中に人が居る時は外に立ち、それ以外は中で待機する。
それがナルが決めた、ナルの警護の仕方だった。
前回リュナが来たときは特別に紅も一緒に談笑したようだ。
少し申し訳ない気持ちで部屋を出ていく紅の背中を見送る。



