いつもの調子の雪奈を見送った裕也は帰る準備をしていると作者から電話がかかり、嫌な顔をしながら電話に出た。
「よかった、いつもの雪奈に戻って…くさ、裕也くさ」
「さ、作者」
「作者じゃないよ。もっと気のきいたコメントないの?」
「どうでもいいだろう」
「あーあ、裕也をどっか別のとこに行かして賢一との場面にすればよかった」
「用がないなら切るぞ」
「相変わらず自己チューだな。それじゃあ手短に話すね。まずIQを上げるつもりないから」
「で?」
作者に何も期待していない裕也の本心は、電話を早く切りたがっていた。
「でって、単位落として物語終了はマズいから何とかしてよ」
「人事かよ。それならもう単位取得したって事にして合宿しろ」
「裕也が苦しむ姿を見たいから、イヤ」
作者の部屋の奥からレンジの出来上がった音が聞こえ、裕也もその音に反応する。
「よかった、いつもの雪奈に戻って…くさ、裕也くさ」
「さ、作者」
「作者じゃないよ。もっと気のきいたコメントないの?」
「どうでもいいだろう」
「あーあ、裕也をどっか別のとこに行かして賢一との場面にすればよかった」
「用がないなら切るぞ」
「相変わらず自己チューだな。それじゃあ手短に話すね。まずIQを上げるつもりないから」
「で?」
作者に何も期待していない裕也の本心は、電話を早く切りたがっていた。
「でって、単位落として物語終了はマズいから何とかしてよ」
「人事かよ。それならもう単位取得したって事にして合宿しろ」
「裕也が苦しむ姿を見たいから、イヤ」
作者の部屋の奥からレンジの出来上がった音が聞こえ、裕也もその音に反応する。


