「気のせいだって。行かないとは言ってないんだろう?」
「それは…ねえ。多分いきなり言われたから戸惑っているだけだと思うんだけど」
「なら別に問題ないでしょう、一人でも欠けたら楽しくないしね」
「裕也も行くの?」
「え、もちろん行くけど…、当たり前じゃん」
「ふーん、部長の私の知らないところで勝手に決めて、どの面下げてそんな言えるのか〜な?」
裕也は顔が膠着(こうちゃく)状態になり、賢一のいる方を見ると賢一はそれに気付き、悪いとばかりに口パクで謝った。
「このサークルの部長の名前、言ってごらん」
「雪奈…です」
「フルネームで」
「川口雪奈です」
「声が小さい」
「川口雪奈です!!」
小学校の時から体育会系関係ばかりしてきた雪奈は、裕也を体育会系特有の言動で説教をし、裕也は言われたとおりにの行動しか許されない。
「それは…ねえ。多分いきなり言われたから戸惑っているだけだと思うんだけど」
「なら別に問題ないでしょう、一人でも欠けたら楽しくないしね」
「裕也も行くの?」
「え、もちろん行くけど…、当たり前じゃん」
「ふーん、部長の私の知らないところで勝手に決めて、どの面下げてそんな言えるのか〜な?」
裕也は顔が膠着(こうちゃく)状態になり、賢一のいる方を見ると賢一はそれに気付き、悪いとばかりに口パクで謝った。
「このサークルの部長の名前、言ってごらん」
「雪奈…です」
「フルネームで」
「川口雪奈です」
「声が小さい」
「川口雪奈です!!」
小学校の時から体育会系関係ばかりしてきた雪奈は、裕也を体育会系特有の言動で説教をし、裕也は言われたとおりにの行動しか許されない。


