私は好きなの！⇔オレを見ろ！

「三人ともめちゃくちゃ可愛いじゃん」


　裕也は賢一を二度ほど肘でつき、三人の女性を裕也たちが座っている席の反対に誘導した。


「まだ飲み物も頼んでないから頼みなよ」


　裕也は女性陣に飲み物が書いてあるメニュー表を渡し、すぐさま店員が注文を聞きに来た。


「じゃあオレ、ウーロンハイね」
「アレ、裕也って誕生日10月13日だから二十歳なってないでしょう？」
「細かいこと言うなよ。ごめんね、賢一こうゆうとこ細かいから」


　賢一はやれやれという顔をしながらお酒を注文。二十歳になっている海斗や賢一、そして相手は二十歳を越えていたのでアルコールを頼み、何品かつまみなどを注文。


「じゃあまずは自己紹介でもっと」


　そういうと裕也は立ち上がり、いの１番でアピールを始めた。そして次に賢一、海斗と自己紹介を始め、次に女性陣の自己紹介が始まる。