私は好きなの!⇔オレを見ろ!

「行って……どうするの?」
「どうするって…」
「また苦しめるだけかもしれないよ。それでも言いわけ?」
「でも何もしないわけには…」
「何でもしてあげるからって正しいとは限らないよ」
「・・・・・」


 さすがの裕也も作者の意見が正しいとわかっていたのか、それ以上反論しようとはせず、黙認という形でしか承諾出来ない。


「わかった?裕也、信じているからね」
「うん…、じゃあ切るな」
「待って、雪奈の事も…」
「雪奈!雪奈が何かあったのか?」


 先ほどの強い口調はなかったが、早口と驚いた口調で作者に食い入るように聞いた。


「うん……、裕也はPTSDって聞いた事あるよね?」
「ああ、確かテレビでストレスがどうこうとかってアレだろう?」


 裕也は目を上にやり、テレビで見たにわか知識を思い出す。