私は好きなの!⇔オレを見ろ!

「やば、頭が混乱してきた。えっーと…」


 裕也は考えを整理するため、空に向かって数学の問題のように図式を書いたが全く解けない。


「ユ・ウ・ヤ〜」
「わあ、雪奈か」
「何しているの?解らない事があるなら天才美少女の雪奈ちゃんが解いてあげる。もちろん有料で」


 雪奈は裕也の横に座り、前のめりになりながら答える気満々だった。


「問題、横にいてほしい人って誰?」
「何それ?なぞなぞ?」
「天才さん、解いて」
「う〜〜〜〜ん」


 さすがの雪奈もこの難問は溶ける事が出来ず、すぐに頭が回らなくなる。


「わからない、答えは何?」
「オレもわからない」
「何それ?もうー」


 雪奈は笑顔で裕也を軽く押し、裕也はその反動で身体が雪奈の押した方向に動いた。そして、戻ってくる反動でその答えがわかった。