私は好きなの!⇔オレを見ろ!

「満里子…さん、まさかこんな展開に…するために…?」
「演出よ演出。何か誰も告白とかないからつまらないじゃない?」
「川口さんの…仕返しとかではない…ってことですね?」
「あ、当たり前でしょう?私は大人なんだから」


 紗耶は石崎が嘘をつくさい、目線を真っすぐ見るクセを見逃しておらず、すぐに嘘だとわかった。


「それよりさっちゃん…、はいコレでお願いね」
「私…機械は…」
「大丈夫、このボタンを押したら録画出来るから」


 石崎は紗耶に事のなりゆきをカメラで録画するように頼んだ。


「満里子さんは…行かないの?」
「ほら私は…そう連絡係ってやつ?」
「足…震えてますね」
「ちょっ、そんなとこ録画しなくっていいから。早くさっちゃんも行きなさい」


 紗耶は慣れないカメラにライト、そしてここの地図を持って行くのであった。