私は好きなの!⇔オレを見ろ!

「雪奈!」


 裕也はすでに切れている体力をしぼりだすように雪奈のもとに駆け寄る。


「おい雪奈、大丈夫か?しっかりしろ」


 うつぶせの雪奈を抱き抱え、仰向けにすると頬を二、三回叩いた。しかし雪奈から返事はない。


「や、や、やばい。何とかしないと」


 裕也は一度もやった事がないテレビで見た人工呼吸にチャレンジした。


「まずは手を伸ばして、えっと…何回押せばいいんだっけ?」


 よくやり方がわからない裕也はとにかく心臓があるところを両手で何回か押す。


 正しいのか間違っているのかさえわからない裕也はとにかく必死だった。


「えっと…他に、そうだ口で息を…」


 裕也はそれは何する行為かすぐに頭浮かび、一瞬考えが停止してしまう。