私は好きなの!⇔オレを見ろ!

 そんな事とはつゆ知らず、裕也たち三人は合コンの作戦はすでに済み、今は昨日見たテレビの話や今日あった笑える話などの話題に移ったようだ。


 そんなとき何故か賢一はチラチラと何度も時計を確認をしだした。


「どうした賢一?何かあんの?」
「いやあの・・・」
「用あんの?」
「悪い裕也、ちょっとだけ用が」
「合コンは大丈夫なんだろうな?」
「用自体はそんなだけど、遅れるかもしれないから先に行っといて」
「わかった、遅れんなよお前が必要なんだからな」
「ああ」


 賢一は慌てて部屋を飛び出し、<ネプチューン>には裕也と海斗だけになる。


「ちょ・ちょっとトイレ」
「寂しいから早く帰ってこいよ海斗」
「う・う・う・うん」


 海斗はトイレに行き、一人になった裕也はケータイをいじり出す。