私は好きなの!⇔オレを見ろ!

「ちょいゴメン、先に行っておいてもらえる?」


 三人を茶店に行かせ、嫌々ケータイを見ると案の定、作者からの電話だった。


「もしもし」
「裕也〜、話の途中で電話を切るな」
「はいはい、ごめんごめん。で、話は?作者出すぎな件?」
「出番増やしたの。やっぱり私がいないと締まらないし」
「むしろ緩んでると思うけど…」


 まだ疲れが残っている裕也は早く三人がいる茶店に行きたいのか、作者の話に耳を傾ける気がない。


「もういい?」
「あのね、紗耶の願い事とか興味あるかな〜って電話したんだけど」
「紗耶ちゃんの?何て願ったの?」
「バストがせめてBになりますように」
「バストが?」
「うん、紗耶は小さいからね。バストは雪奈に使ちゃったし」


 作者は可哀相な声を出し、紗耶に同情をするほかなかった。