私は好きなの!⇔オレを見ろ!

「ちょ、ちょっ…と、休……憩」


 裕也はその場で座りこんでしまい、裕也はもう一歩も歩けないでいた。


「もう、裕也のせいで倍近くかかっているんだよ。コイツを置いて行こう」
「じゃあオレ残ろうか?あそこに目的地見えているし、一本道だし」
「いいよ山元君。裕也のため何かに待つ必要ないって」


 雪奈は賢一と紗耶の背中を押して先に行こうとした。しかし、紗耶と賢一は雪奈をなだめ、少し休憩。


「ワリい、もうちょい体力つけないとな」
「体力とかじゃなくって、無駄が多いの。先走るのは昔から変わらないんだから」


 雪奈は裕也に目線を合わせるようしゃがみこみ、裕也はたまに見せる雪奈のこのような行動が嫌いではない。


「よし!もう大丈夫」


 体力を回復させた裕也は雪奈の言い付けどおり、ゆっくりと歩いて目的地を目指した。