私は好きなの!⇔オレを見ろ!

 別荘は見た目は童話に出るような二階建てのペンションで、今にもお姫様とかが出てくるみたいに綺麗だった。


「清潔感のある白にしたの。それでは中に入って、各部屋に荷物を置いたら一階に集まりましょう」


 四人は石崎が案内した二階にある部屋に上がり、裕也と賢一は一人で一部屋を使い、雪奈と紗耶は一緒の部屋になった。


 裕也は自分のアパートより広い部屋に感心した後、部屋に荷物を置いて一階に集合した。


「それじゃあ私たち夫婦は買い出しに行ってきます」


 石崎たち夫婦は、出掛ける準備をしており、雪奈たち三人はすでにくつろいでいる。


「それなら賢一とオレが荷物持ちを……」
「ありがとう。でも今日は旦那様と一緒に行くわ」


 二人は新婚のようにイチャつき、裕也の入る隙は本当にない。