隣のキミ









「お、かあ、さん?」


まさか、そんな……。


『美心!!大丈夫なの!?』


耳が痛いくらいに大きい声。



「うん。大丈夫、だよ」


『そう…。もう退院したの?』


「うん。」


あたし、緊張してる。


お母さんと話すのなんて、久しぶりで。




自然と、声が震えてしまう。


『美心、ごめんね。そっちにいけなくて…。母親なのに。』

申し訳なさそうに、お母さんが言った。