傍にいて絶対守るから



私はにっこりと笑った



健斗くんはおでこを自分のおでこと合わせた



「あつっ、
高熱だ、病院に」






健斗くんは私を抱き抱えようとした





でも、逃げた





「だめ、
少し無理しただけなの、
本番は大丈夫だから、
それに、」





私は、少し休めば大丈夫だと思った






「それに?」





「病院に行って、診察を、受けたら
COLORに迷惑が、かかる」







「でも、星菜が」











私は自分に言い聞かせて、立ち上がった