傍にいて絶対守るから



「危ない!」



「うわっ、」


私は失敗して、セットに体当たり




「星菜!」



健斗くんがフライングのまま来た




「いたっ、」




みんなが、フライングのハーネスを外してかけてきた





「なにしたの?」




明利は、私のハーネスをはずした



「なんでもないよ、
ごめん、力抜けちゃって」




大きく息を吸ってた


「星菜、体調悪いの?」




健斗くんが聞いてきた





「大丈夫だよ、
まだ、慣れないから、
フライング下手だね私は」






本当はクラクラしてる




「無理すんなよ?」




優磨くんは私にハーネスを渡した





「うん、ごめん、」



私は明利に手伝ってもらってハーネスをもう一度つけた