フライングの最終確認をしてた
「星菜!
もっと、右から行けない?」
明利に声をかけられた
「ほとんどこれが、限界に近い!
寄りすぎると優磨くんにぶつかる!」
「ぶつかっちゃえ!
なーんてね!」
聡太が茶目っ気たっぷりに言った
「おい!
怪我するだろ!」
優磨くんが笑ってる
「じゃぁ、もう一回いくよー!」
健斗くんの掛け声でまたstartした
一度一息ついてると
「星菜、顔赤いけど大丈夫?」
「うん!
暑くなったからだよ、
健斗くんも汗びっしょりだよ!」
私は、タオルで横に座ってる健斗くんの汗をぬぐってあげた
そして、すぐに練習が始まった

