私は一度大きく深呼吸をした
「では、内容を発表しようじゃないか」
「COLORに新メンバーを加えます」
私は良かったと思った
私のことじゃない
「誰ですか?」
聡太が真面目な顔で聞いた
「あぁ、星菜だよ」
社長がさらりと言った言葉にみんな耳を疑った
「あの、社長冗談は止めましょう!」
葉瑠が真面目な顔で言った
「いいや、明日記者会見を開く
健斗お前のアメリカ行き止めた!」
「はっ?」
健斗くんは拍子抜けしてる
「だってさ、COLORが新生になるんだ
抜けちゃダメでしょ
とりあえず星菜は髪切ること!
健斗は、大学進学考えること
それじゃぁ、マネージャーに連絡は
言っとくから今日は家に帰りなさい」
私は足が動かなかった
「社長、私は女の子です!
COLORは、男性アイドルです」
「知ってるさ、バレなきゃいいんだ」
私は足が動かなかったけど、それを言われて、走って事務所を出た
すると、人に囲まれた
「もしかして、星菜くん?
実物最高ー!」
「えっ、
あわ、おゎえっといや」
すると、手を引かれた
そして、路地裏に入った
「何やってるの」
みんながいる
「まさかの事態っていうか
ごめんなさい、」
「とりあえず帰ろう!
帰ったら僕髪切ってあげるよ」
明利は、そう言って家の方向へ向かった
家に着いた

