私は明利校門をくぐった




すると毎回のことが大きくなった




『キャーー』




どうも私の学校は芸能優遇の科以外はこうだ






「星菜くーん、
イベント良かったよー」




「ごめん、通してよ」





私はそう言ってなんとか、いつもの落ち着いた教室に入った






「星菜、これからどうする、」





「どうするも、こうするも
最悪の事態って何だと思う」





「多分、健斗くんが帰ってくるまで
COLORに入れとか」






明利は笑ってる





「それは、ないでしょう
リスク高過ぎだよ」





私は鞄から荷物を出しながら言うと





明利が誰かと電話をしだした







「星菜!
社長呼んでる
学校には、連絡したって」