私は、健斗くんと向かった
みんな乗り込んできた
「あれっ、優磨くんは?」
「まだ、髪の毛いじってる
納得いかないみたいだよ」
「そっかぁ、ありがとう明利
健斗くん近いよ」
健斗くんはバスの椅子でくっついてくる
「だって、昨日一緒に寝ようと思ったのに
寝ちゃって起きなかったじゃん」
「また、始まった!
優磨くんおはよー」
優磨くんが乗り込んできた
「おはよー、
また、健斗甘えてんの?」
優磨くんは、髪の毛をビシッと決めてる
「うん、
あれっ?」
私はネックレスがないのに気付いた
ピアノ記号の♯のネックレスがない
健斗くんは♪のネックレスをしてる
「どうしたの?」
明利は私をみた
「なんでもないよ、
大丈夫、大丈夫!」
でも、どうしよう、誕生日を初めて祝ってもらって、初めて貰ったプレゼント
それも、大好きな健斗くんだったのに
「星菜、星菜!
おい、星菜!」
「はいっ、」
健斗くんに名前を呼ばれて我に帰った

