「いいかね、
来週には発ってもらうよ
では、解散!」
結局大阪のコンサートでは、ほとんどボロボロで覚えてなくて
逆に迷惑かけた
打ち合わせもおわって部屋をあとにした
「星菜、眠いのか?」
健斗くんが顔を覗いてきた
「うん、大丈夫だよ
少し疲れただけだから」
私は目をこすった
するといきなり抱き締めてきた
「俺がお前の疲れとってやるよ
車戻ろうぜ」
健斗くんの優しさが痛いくらいだった
そういってくれて、少しクラクラした
車に着くと、私はまだ発車してないけどウトウトしてきた
私は健斗くんに寄り掛かって眠ってしまった