車を乗ってから少し時間がたつと、柚が泣いていた。

目が覚めたのかと思ったが、寝ているみたいだった。

何か言っていて、聞こうとすると、

『ご、めんなさい…ごめんなさい…』

と、繰り返し言っていた。

弘「柚はどうしたのかね~。」

翔「僕が行こうって言ったからだ。」

光「それだったら俺もだよ。」

陽「そんなに自分を責めんなよ。」

そうだ。

彰「まだわかんねぇ。」

そう言いながら、魘されている柚を見た。


彰sideend