孤高の魚






アユニ



わたしは毎日


確実に死に近付いている

横田さんの手を握りながら


生きることについて

考えています




アユニ


生きるって

何だかとっても難しくて

けれども

何だかとっても温かくって


まるで

アユニみたいです



……なんて


変なこと言って

ごめんなさい